昨夜はドミで独りぼっちだったのでゆっくり寝られるか?
とも思っていたんだけれど・・・一晩中、蚊に悩まされた・・・。
おかしいな?昨日、他のゲストが居た時には感じなかったんだけど?
全ての蚊は他のゲストのほうに行ってくれてたのかな?苦笑
窓にはちゃんと網戸が付いているし・・・どこから入ってくるんだろう?
って考えたら、どうやら床下からのようでした。
ちょうど、部屋の下はバスルームになっているんだけど、どうやらそこで発生した蚊が床の割れ目から入ってきているみたい。
防虫クリームを塗って、頭から毛布をかぶって寝たけど、ぐっすり寝られなかった。
朝の散歩に出かける。
宿の近くに大きな門があったんだけど、昨日は開いてなくて、中はどうなってるんだろう?
ってちょっと興味があった場所。今日は門が開いている。
門のところに書いてある看板を見たら、博物館だって。
開いている日を確認したら昨日は休館日だったようで、それで門が開いてなかったみたい。
中を覗いてみると、庭?に遺跡がある。見ていいのかな?
地元民がバイクで普通に門を通り抜けていたから、良いみたい。
門をくぐろうとしたら、警備員に呼び止められて、「博物館はまだ開かないよ!」って言われたけど
庭は見てもいいんでしょ?って言ったら、「庭だったら大丈夫だ」って。
ではでは、庭にある遺跡を散策。
おー、なかなか味があるなー。
立て看板を読んでみると、昔ここロッブリーを統治していた王様の王宮だったんだって。
礼拝堂とかもあったみたい。王宮の奥にはちょっとだけ区切られた場所があって、そこは女性用の住まいだったようだ。
日本で言う大奥だったのかな?
散歩がてら、昨日買えなかった列車のチケットを買いに駅まで行く。
事前にタイの国有鉄道のサイトで時間を確認していたので、だいたいの時間は把握している。
サイトで確認したやつだと15時ぐらいに出発するチケットがあって、それに乗ればバンコクには18時ぐらいに到着予定。
まー、このチケットにしようかなーって考えたいたんだけど、駅の窓口でバンコクまでの時間を聞いたら9時30分発と10時発があるよって。
この時、時間は9時。うーん、宿に戻って荷造りとかして30分後はちょっと厳しいか?
って思って、10時発の列車にした。
ピサヌロークからロッブリーまでのチケット購入した時は、パスポートの提示を求められたけど、今回は見せろって言われなかった。
理由は分からない。
後で、分かったんだけど、タイ国有鉄道のサイトに出てくるのは特急、急行、準急でシートの予約が必要な列車のみらしい。
今回、私が買ったチケットは普通列車。いわゆる鈍行ね。
だから、シートの指定もない。チケット買わなくても車内で車掌さんからチケット購入もできるんだって。
宿に戻って荷造りして、チェックアウト。
バックパック担いで駅に行く。20分ほどまっただろうか?私が乗る列車が到着した。
車両は4両ほどだったかな?1stとか2ndの車両はなく、全部が3rdクラス。
列車は10分遅れで出発。
列車に乗り込み、空いてる席を探す。
焦らずとも、空席はそこそこあった。
向かい合った4席全てが空いているところがあったのでそこに座る。
慌てて列車に乗ったので、まだ朝食を食べてない・・・。
ピサヌロークから乗った列車のように、直ぐに売り子さんが来るだろと思っていたら、何故か来ない。
あれ?普通列車だと売り子さん乗ってこないのかな?
と思っていたら、次の駅に着いたら、わんさか売り子さん乗ってきた。
よかったよかった。そしてお弁当を購入。オムレツがのってるお弁当。25バーツ(約100円)
朝はこのぐらいあっさりしたものが調度いいんだよね。
お弁当を貰って、スプーンが付いているか確認したら・・・付いて無さそう。
おばちゃんに、スプーンは?って聞いたら「中に入ってるよ」って。
見てみたら、ごはんの中にスプーンが埋もれてた。笑
これに、スイートチリソースかけて食べると美味しいんだけど・・・残念ながらチリソースは付いてなくて、
その代わり、酢漬けの唐辛子が付いてた。
お弁当食べて、一息ついてから、もしかして・・・ビール売ってるかな?と思い、飲み物を売ってる売り子さんに。
「ビールある?」って聞いたら、無いよ!ってそうだよね・・・。
多分、この前ビールを売っていた売り子さんは、やっぱりモグリだよね・・・。苦笑
じゃ、飯も食ったし、一服するかとデッキでタバコ吸ってたら、車掌?に怒られた。苦笑
すぐさま、携帯灰皿にタバコ入れて消したよ。
バンコクに近づいてくるとどんどん家とかビルとかが増えてくる。
やっぱりバンコクは大きな町なんだなー。
すると、空港のような大きな建物の前の駅で列車が停まった。
建物を見るとバンス―って書いてある。
あれ?バンス―ってバンコクじゃなかったっけ?
慌てて、列車を降りる。降りてみると先頭で引っ張っていたディーゼル車も外されている。
でも・・・。まだ乗客が乗っていたから、ここから先もあるのかな?終着駅だと思ってたけど。
そういえば、同じ列車に50代ぐらいの西洋人ご夫婦が乗ってたけど、あのご夫婦もバンコクで降りるんじゃないのかな?
まー、いっか・・・。笑
予定より30分ほど遅れてバンコク到着。
このバンコクの駅だけど分かりにくいんだよね・・・。
駅名が昔はフアランポーン、そこから隣に移転してバンス―駅、今の正式名称はクルンテープ・アピワット
わかりにくい!旅行者泣かせだね。
今日、泊る宿に移動する。
バンコクは2~3か所、定宿にしているところがあるんだけど、昨日の夜予約しようとしたら全部ドミは売り切れ。
しかたなく、今日はウドムスックって名前の駅にある宿に泊まる。
けっこう、市内の外れのほう、プラカノンの宿には何度か泊ったことあるんだけど、それより先。
宿に到着して、荷物を置いてまずはビール。
そう、ビールは大好き。
宿の受付の人にビールどこで売ってるか聞いたら、宿でも売ってるよって冷蔵庫を指さしてくれたけど・・・。
宿で売ってるやつってちょっとだけだけど高いんだよね。
冷蔵庫を見たら、小さいサイズのみだったので、もっと大きいのが欲しいんだよって言ったら、ビール売ってそうなところを教えてくれた。
宿のすぐ裏手に個人商店みたいなところが数件あってそこで売っていた。
宿に戻ってビールと、持っていたピーナツをつまみに一服する。
バンコクでは特に観光するつもりはあまりなくて・・・お土産とか探してまったりしようと思う。
でも、時間もまだ早いのでどこか行きたいなーっと。
そうだ、前回閉まっていた「人体の不思議館(Museum of Human Body)」に行こう!
ここは、チュラロンコン大学の中に併設されている。
シリラート博物館は有名だけど、そこは以前行ったことあるし・・・。
前回は工事していては入れなかった。念のためGoogleMapで場所を確認。そしたら・・・営業時間外ですって出てる。
うそ~!看板の写真も出ていたので、営業時間を確認する。
え~~!今日は12時までって書いてある。
もう・・12時過ぎてるんですけど・・・。
明日もバンコクに居るから明日だったら大丈夫かな?看板の写真をもう一度確認。
書いてあったのは・・・「休館日」
くっそ~~!今回も行けないのか・・・。
意気消沈し、何をするか考え直す。
そうだ!変な日本語が書いてあるTシャツ探そう!
で、宿の受付の人に、どこで売っているか聞いてみる。
受付の人は、わからないって言ったけど・・・。一言「サイアムパラゴンに行ってみたら?」って。
受付の人の提案を基にサイアムパラゴンに行ってみることに。
そのデパートの入口を入ってすぐに、ここでは売ってないな・・・て感じた。
なんせ、入口を入ってすぐにエルメスの店舗があったり・・・。ハイブランドがメインのお店みたい。
こんなところで変な日本語が書いてあるTシャツなんて売ってるはずない!
うーん。衣料品の問屋街があるプラトゥーナムまで歩いて行ってみるかな。
町を見ながらゆっくり歩いて行くか。
プラトゥーナムに着いたけど・・・。お店は閉め始めていた。あらら・・・まだ時間は早いのに・・。
開いているお店をぱぱっと見たが、変なTシャツは売ってない・・・。
町の騒音と人の多さで目まいがしてきたので、もう、今日は諦めることにして宿に戻る。
明日の宿はここに近い宿なので、明日また探してみよう。
宿近くのお店で今夜飲むビールを調達する。
冷蔵庫を使ってよいって了承を取っていたので、冷蔵庫に入れて、とりあえず1本飲む。
今日はもうこのまま飲み続けよう・・・。笑
そうだ、夕飯も食べなきゃって、なってウドムスク駅の近くのマーケットに行く。
色んなお店があるが、食べ物中心かな。
マーケットをとりあえず一周して見て回ってみた。
腹の減り具合、価格、食べたいもので総合的に考えた結果。麺料理に決めた。
うーん。具沢山でなかなかうまそうだ。50バーツ(約200円)
しかし、食べてみるとスープが甘い。店員さんに胡椒は無いか?って聞いてみたけど、無いって。
卓上に置いてあるのはタイに、よくある4種類の調味料。
ナンプラー(魚醬)、砂糖、唐辛子の酢漬け、唐辛子のタイ王道の4種類。
ナンプラーは匂いが苦手なんだけど・・・甘いスープよりましかな?って少しずつ足して味見してみたけど・・・。
スープの甘さが強い・・・。それでも一応、完食したけどね。苦笑
店員さんから味はどうだった?って聞かれたから、ちょっと甘いね。って返したら。
次に来た時は甘くしないでって最初に言ってくれればそうやって作るよって言ってくれた。
けど・・・明日は別の宿に移動だから明日は無いかな・・・。苦笑
宿に戻ってベッドに横になって休むかな。
と、ベッドをチェック。今までの宿でもいつもやってるベッドバグのチェック。
ぐは!なんと、ベッドバグ発見!まずは1匹殺す。
他にもいないか枕をめくったら、もう1匹発見。これも駆除。
もっとちゃんとチェックしたら1mmにも満たない小さな幼体の奴が3匹ぐらいいたのでそれも駆除。
ふー・・・今日寝られるかな?ティッシュで駆除した1匹を持って、受付に行きベッドバグが居たよ!
って伝えたけど、「Oh So Sorry」って言われただけ。
あわよくば、別の部屋を用意してくれるかもって思ったけど、そうはしてくれなかった。
ベッドに戻ると、他のゲストが、しっし!みたいなことやっていて、「もしかして、ベッドバグ?」
と聞いてみたら、そうだって。
だめだ・・・このドミは全部汚染されてるな。
その彼は既にバグに食われてしまったらしい・・・。かわいそうに。
私は持ってきていた蚊用の防虫クリームを塗った。そして、その彼にも貸してあげた。
蚊用だから、どれだけ効果があるかわからないけど・・・。
ベッドバグは明るいところが嫌いらしいので、ベッドのライトをつけっぱなしにして、毛布は勿論使わず、
自分の持ってきたネルシャツを毛布代りにして寝ることにした。
もう、旅もそろそろ終わるっていうのに最後に、こんなことになるなんて・・。ついてないな。
やっぱ幸運は前日に使い果たしたんだろうか?