夜行列車は夜中には空調を弱くされるみたいで、少し熱かった。
まだ、日が昇る前に目が覚めて、タバコも吸いたかったので、携帯灰皿を持って連結部分まで行く。
アジアは割とゆるいので、許されるだろう?とかってな判断でタバコを一本吸う。苦笑
後で調べたら、一番うしろのデッキとかは吸っても良いらしいし。調べたあとに確認しに行ったら、確かに灰皿ついてた。
朝、目が覚めてしまったので、そのまま車窓を眺めながら過ごす。
そしたらまだ、夜が明けていない薄明るい時間に、とある駅に止まり、そこで同部屋だったベトナム人おじさんが降りていった。
固い握手をして、楽しい1日をって感じ。
その後、西洋人カップルも起きる。
女性のほうから、「朝ごはん代わりに食べる?」と言われて、チョコレートクッキーをもらった。
私は…「ごめんなさい、あなたに返すものを持ってない…飴しかないよ」と行ったら、「No plobrem」と言って、チョコレートクッキーを1枚くれた。
そうこうしているうちに、車内販売の売り子が来て色んな物を売りに来る。
まとまったご飯みたいなものは無かったけど、コーヒー、紅茶、お菓子、パンとか。
私は特に何も買わなかったが、西洋人カップルはお茶を頼んでた。
途中の駅で割と長い時間停まったので、列車を降りて一服。
売店で色んな物を売ってたけど、見るだけ。
途中駅。
やっとのことで、朝9時頃にフエに到着。
駅を出たら、同部屋だった西洋人カップルがタクシーと交渉してた。
どこまで行くの?と聞いたら、私が泊まるところとそんなに離れていなかった。
今思えば、タクシーをシェアさせてもらえば良かった。
マップで調べると、駅から宿までは1kmチョイ。
仕方ない…、街を見ながら、歩くか…。とあるき始める。
朝なのに日差しがきつくて暑い。
心が折れそうになる。
休み休み、やっとのことで宿に到着。
先ずは腹が減ってたので店を探して、テイクアウト。と、ビール。
この、fudaと言うビール。
酒屋さんのおばちゃんが栓を開けるかい?
と聞いてきたけど、宿に戻ってから開けようと思って断った。
しかし、宿に戻ると栓抜きが無い!
これは困った…。早く開けないとぬるくなっちゃうし…。さっきの酒屋まで戻るのも面倒。
たまに外国人の人がライターで開けていたことを思い出し、真似してみるが…開かない。
そしたら、たまたま宿の修理に来ていた大工さんみたいな人が、ナイフみたいなもので開けてくれた。
良かった良かった。笑
見た目は緑色のロゴであまり美味しそうではなかったが、なんと、結構美味しい。
安いし、このビールはいいね。
少し休憩後に荷物を置いて、観光に出かける。
行きは、街を見ながら歩きで移動。
フエの一番の見どころ?の王宮へ。
しかしチケット高い。
200,000ドン。外国人価格。
しかし、なぜか、メインの観光地で、修復中と言う事で、足場が組まれてて見れなかった…。残念。
ここから、宿までは歩いて帰るのも辛いので…Grabでバイタクを呼んだのだけれども、どうも場所の指定がうまく行ってなかったらしく、なかなか来ない。
そのうち、別のGrabタクシーが周りにいて、私が「タクシー来ないんだよ」と言ったら、探してくれた。
一本裏の道で、待っていたらしい。
やっと、私が呼んだGrabの運転手と会えて、それに乗って宿に戻る。
その、バイクタクシーの青年は日本の漫画が好きだと言っていた。
一番好きなのはナルトらしいし。
宿に戻って、少し休憩後、夕ご飯がてら、ナイトマーケットに行ってみる。
宿の人は、毎日やってるよーと言っていたけど、たいしてお店は無くて…がっかり。
ナイトマーケットまでは、バイタクに乗っていったんだけど、乗る前に勿論値段交渉して、okとの返事だったので、おじいちゃんドライバーのバイタクに乗車。
目的地に着いたのに、おじいちゃんがウロウロし始めて、若い人に話しかけてる。
どうやら、英語全くわかっていなかったようで、通訳を探していたみたいなんだけど、残念ながら、皆んな話せない。苦笑。
最初に言った言い値分のお金を渡して、いい?
と聞いたら、なんとなく渋々okしてくれた。笑
ここで、夕飯も何なので、また宿まで戻る。
夕ご飯と言っても、基本的に私は飲めれば良いので、居酒屋っぽいところを探す。
宿からすぐ近くに、お酒も売ってる雑貨屋みたいなところがあり、夜はそこでつまみも出してくれるようだったので、その店にする。
ビール飲んで春巻きをつまみに頼む。
しかし、この春巻きが、旨いんだけれど…何故かたまにジャリジャリする。
多分…砂だと思う。
まー、アジアだから気にしない。
揚げ物なので火が十分通ってることだし、腹を壊すことはないだろう。
飲み食いしてから、宿に戻る。
ここで、問題発生!
ロッカーの鍵を失くした…。
どこでなくしたんだろうか?
メインバッグはロッカーの中。
お金やパスポートとかの貴重品はサブバッグに入れていたので問題ない。
たまたま、歯ブラシもサブバッグに入れていたので今夜は大丈夫そう。
さっきまで、飲んでいた店に戻って鍵を探す…見つからない。
多分、観光中に失くしたんだと思う。
受付のスタッフにそのことを告げると、明日の朝に何とかするとのこと。
リビングでタバコ吸ってたら、オーストラリア青年がチェクインにきた。
明日は王宮に行くの?
と聞いたらそのつもりだと言ったので、王宮のチケットあげた。
チケットは2日間有効らしいので、多分使えるよって。tryしてみてって言って渡したら。
じゃー、ビールでも奢ろうか?っと言ってくれたが、明日は別の町に行く予定で持ってても捨てるだけだから良いよ。あげると言って渡したら喜んでた。
しかし、まだロッカーの鍵はかかったまま。明日の昼過ぎには別の町に行くバスチケットを購入済みなので…大丈夫かな?と不安になりつつも就寝。
そういえば、気づいたんだけど、このフエという街。
歩いてると、レストランとかにFree toliet for touristと書いてあるところがちょこちょこある。
観光地にしたいけど、インフラが整ってないから、街ぐるみで頑張っているみたい。
好感持てるなー。