俺の窓 (Ore no Mado)

旅行メインで記事書いています。雑記もあるけど…。

2022年11月ベトナム、タイの旅5

今日は港町のブンタウに行く。

2泊3日予定。

ホーチミンから、2時間ほどの近いところ。

チケットは昨日、ゲット済みなので、その時間に合うようにする。

朝起きて、昨日朝飯食べたところで、またフォーを食べる。


f:id:kaga_sun:20230905205716j:image

やっぱり、私には量が多い。
昨日の夜に、オーナーのおばちゃんに、「3日後に戻ってくるから荷物置いておいていい?」と言ったら
少し悩んで・・・・。いいよと返事くれた。
しかし、今朝、オーナーが不安そうな顔で、「本当に3日後に戻ってくるの?」と言うので
面倒になって、「やっぱり荷物は持っていくよ。預かってもらわなくても大丈夫!」と伝え、大きな荷物も持っていくことにした。
2泊3日だからサブバックだけで十分で、大きなバックパックは荷物になるから、置いていきたかったんだけど・・・。
まー、移動はバスに乗っているだけなので、いっか・・・。ってことにした。苦笑
荷物を担ぎ、昨日チケットを買ったバス会社まで5分ほど歩いて向かう。
バス会社のすぐそばにコンビニがあったので水だけ購入。
バス会社の前に大きなバスが到着した。このバスかな?立派だな~と思ったけどチケット見せたら「お前が乗るバスはこれじゃない」と言われた。
その大きなバスはもっと遠くにいくやつらしい。
で、もう少し待っていると私が乗るバスが到着。
大きなバスではなく、バン?と言ったほうが良いか・・・・。マイクロバスといったほうがいいか微妙に小さいバス。
ま、2時間ほどだからいいや。
乗り込んでみると席が狭い。膝が前の席にあたるぐらい狭い。
ネットの情報ではこのフタバスが良いとのクチコミもあったが・・・。期待外れ。
乗客は私を含め、外国人が5人ほどで、他8人ほどは地元ベトナムの人みたい。
バスは途中、サービスエリアみたいなところで休憩。走り始めてからちょうど半分ぐらいのところ。
サービスエリアでタバコ吸いながら、他の人たちを観察してみる。
このサービスエリアはさほど大きくないんだけど、ひっきりなしにバスやミニバンが到着する。
ちょうど、ベトナム人中学生?ぐらいの団体がワラワラバスから降りてきた。
あっと言う間に、サービスエリアは中学生に占拠される。
子供たちは、スマホで写真を撮り合っていたり、ジュースやアイス買ってたりしてた。
男の子が女の子にちょっかい出してたりして、他の男の子が、「こいつこの娘のこと好きなんだぜ~」とか冷やかしてたり。
ベトナム語わからないけど、そんな感じのやり取りしてた。笑
日本の中学生と同じだねー。
そうこうしているうちにブンタウ到着。
しかし、フタバスのオフィスで降ろされる。
ここから、宿までどうやって行ったらいいのかな・・。と思っていたら、トヨタハイエースほどのバンに乗り換え宿まで無料送迎してくれるらしい。
私が予約した宿を運転手に説明し、他の乗客も各々予約した宿を説明する。
たまたま、私の宿が一番最初の到着地で私だけ降りる。
予約したときの宿の写真と地図を見ながら探すと、すぐに見つかった。
宿の受付で、「今日、予約してるんだけど」と受付のおばさんに聞いて見るも、英語まったくわからんらしく・・。
仕方なく、予約したときのページをスマホで見せたら、「これはうちの宿じゃないよ!」と。
えー・・・もしかして・・・予約できてなかったとか?
冷静に再度写真を見ると、私が最初に尋ねたの宿は予約した宿の隣の宿だった・・・。苦笑
写真にそこの宿の看板のほうが大きく映っていたから、そこかと思った・・・。
さて、気を取り直して、隣の宿に行きましょう。
しかし、受付には誰もいない・・・。ちょうど、宿の目の前に小さい商店があったのでビール飲みたかったし、ビール買って待つことに。
ビール買うときにいくら?って聞いたら、トゥエンティって言ってきた。
高い!ホーチミンでは1本12,000ドン(約60円)だったのに・・・。
もしかして観光地価格??
お店の女性に、高いねー?ホーチミンのほうが安かったよって言ったら。
ホーチミンと変わらない値段だと思うけど?と不思議な顔していた。
20,000ドン渡したら、おつりくれた。おつりは8,000ドン。
あれ?トゥエンティって言ってたけど、本当はトゥエルブなのね?
発音間違いとかではなく、英語での数字を間違えているのか・・・。苦笑
で、そこの商店の子に、この目の前の宿に泊まるんだけど・・・誰もいないんだよって言ったら、
そのうち、戻ってくるから待ってな。との返事。
11時頃に着いたため、まだチェックインできる時間じゃないし・・・仕方ないか・・・。
と5分ほど待っていたら、やり手っぽいマダム現る。
ブンタウは、ドミトリーとかが殆ど見つからず、今回はツインの部屋。
チェックイン時間にはなっていなかったけど、部屋が空いているらしく、チェックインさせてくれた。
鍵を渡してくれて、勝手に部屋に行ってくれと。笑
渡された鍵の番号をもとに、階段を上って部屋に行く。
が・・・。その部屋はドアが既に開いていて、中に人がいる。
あれ?まだベッドメイクとかしてるのかな?と覗いてみると、おっさんが刷毛を持って、壁を塗ってる。
嘘でしょ?壁塗ったばっかりのペンキ臭い部屋に泊まるの??と困惑しているとき、そのおっさんが一緒に来いといったジェスチャーをするので二人で、また1階の受付に行く。
受付の女将と何やら、ベトナム語で話し、おっさんはまた階段を登って行った。
女将が、別の鍵を渡してくれて、こっちの部屋にしてくれと。
さっきの部屋は改装中だったみたい。なんで知らないの女将・・・。
新しい鍵の番号を見て、再度、階段を登る。この宿はエレベータが無く階段オンリーなので、上り下りが大変・・・。


f:id:kaga_sun:20230905205900j:image

部屋に入り、まずは荷物を置き、設備のチェック。
シャワーの水を出してみる。あれ?ホットにならない・・・。
もしかして、水シャワーだけ??シャワールーム内にはアジアでよく見る給湯器みたいなものもついてないし・・。水だけかも・・・。


f:id:kaga_sun:20230905205940j:image

昼飯も食べたいし、ランドリーで洗濯もしたいので、洗濯物をもって出かけることに。
1階の受付で、女将に「この辺にランドリー無い?」と聞いたら、2kmぐらい遠くにあるとの回答。
うっそ、2kmも歩くの嫌だな・・・。もっと近くにないの?と言ったらスクーターで行けばいいじゃないと行って、玄関前にあるスクーターの椅子をポンポンたたくので
もしかして、スクーター無料で貸してくれるのかな?と思って、じゃー、スクーター貸してと言ったら。
これはダメだよ私のだから。スクーターだったらそこら辺に貸してくれるとこあるからそこで借りなって事らしい。残念。
それと、シャワーは水シャワーシャワーなの?と聞いて見たら、ホットシャワーは2階の部屋だけだと言われた。
私の部屋は4階。他のゲストも居なそうだったので、じゃー、2階の部屋のシャワー使わしてくれる?と聞いたらOKとの返事。ラッキー。
宿から、海までは歩いて数分。歩いて、海沿いに出てみるも・・・ランドリーらしいところは無い。
うーん・・・。洗濯どうしよう・・・。
近くのお店でバインミー買って、帰る途中にひらめいた。
今日の宿の周りはホテルや安宿だらけだから、ちょっと高そうなホテルだったらランドリーサービスやってるはずだな。
私の洗濯物も頼めるかな??とダメ元で良さげなホテルに入ってみる。
で、ランドリーできない?って聞いたけど・・・。やってないって・・・。涙。


f:id:kaga_sun:20230905205940j:image


f:id:kaga_sun:20230905210543j:image


仕方ないので、Googleマップで探してみる。一番近いのは500mほど歩いたところにランドリーがあるのを見つけた。
一旦部屋に戻ってからビール&バインミーで少し休憩してから、ランドリーに向かう。
暑い・・・。我慢して歩く。ランドリーへの道の途中、わりと賑やかな通りがあった。
怪しげなカラオケやマッサージ店が多い通り。
まずは、ランドリー屋を見つけて、そこに洗濯物を預ける。このランドリー屋のおじさん。結構、英語が上手い。
それに、ニコニコしてていいおじさんだ。よかったよかった。
飯は食べたかい?と聞かれたので、昼飯は食べたけど・・・夕飯はこれからお店を探すよと言ったら、安くて美味い店だよと
ノートの切れ端に住所とお店の名前を書いてくれた。本当に優しいおじさんだなー。
来た道を戻ることに。途中にあった怪しげなカラオケ屋とかに、値段を聞いて見たら・・・。やっぱり特別料金でスペシャルだって。
スペシャルって何?って聞き返してみたが、大ぴらには言えないようだ。もぞもぞしながら・・・ほら・・・わかるでしょう?みたいな感じだった。
まー、調査のために聞いただけなので、利用はしないけどね・・・。苦笑
宿に戻り、涼しくなる夕方まで、部屋でボケーっとすることに。
夕方になり少し陽が落ちてきたので、海辺へ散歩に出かける。
ブンタウって安宿から高級そうなホテルまで沢山建っていて、なんだか熱海とかそんな感じに見える。
砂浜に出てみることに、砂はけっこう白くて、湘南海岸よりは綺麗。


f:id:kaga_sun:20230905210319j:image

f:id:kaga_sun:20230905210352j:image

しかし、海の水は・・・。湘南海岸と同じぐらいかな。結構濁っている。
海の家のような建物もあり、ロッカーや、シャワーも使えるみたいです。


f:id:kaga_sun:20230905210424j:image

f:id:kaga_sun:20230905210447j:image

夕方になってくると、やはりベトナム人が増えてきて、濁った海水でも大はしゃぎで楽しんでいました。
さて、夕飯にでも行くかな。
せっかく海の街に来たので、海鮮を食べたい!そうだ蟹食おう!
で、さっきのランドリー近くにある海鮮料理やに行ってみる。
しかし・・・客居ないなー。客が少ないお店って心配なんだよね。味もそうだし価格も心配。
入口には生け簀があり、水槽の中に大小さまざまな魚とか蟹、エビとか、貝も入っている。
Googleでのベトナム人評価も高かった店に入ってみる。
奥にはベトナム人家族が2組ほど。時間も少し早かったから客も少ないのかな。
メニューを見てみる。
ソフトシェルクラブ(脱皮したばかりの殻ごと食べられる蟹)を食べたいなー。
メニューにはいろんなカニ料理が載ってる。美味そう。
まずは、ビールとつまみとして揚げ春巻きを頼む。
でも、揚げ春巻きが多い・・・。小食でさらに1人なので、多すぎる・・・。
スタッフに揚げ春巻きを半分で半額にしてくれない?と言ってみたら偉い人に聞いてくるから待っててと言って店の奥に消えていった。
英語な堪能な若女将?みたいな感じの女性が来て、「いいですよ。半分で半額で」と言ってくれた。助かった。


f:id:kaga_sun:20230905210226j:image

ビールとつまみの揚げ春巻きを食べながら、どのカニ料理を頼もうかメニューを眺める。
揚げ春巻きがめちゃくちゃ美味い!
春巻きの皮ではなく、網目状の皮?なんと表現したらよいか・・・。皮ではなく、網状になったビーフン?みたいなもので包まれている。
美味いなー。外はサクサクパリパリで、中の具も美味い。
具は肉なのかと思ったら、肉とエビのミンチみたいなものも混ざっている。海が近いから海鮮のエビも入ってるのかな。
さて、カニ料理のほうだが、そもそもソフトシェルクラブが食べたかった。
メニューにも一応、それらしきものがあった。スタッフを呼んで、メニューを指差し、「これソフトシェルクラブ?」と聞いたらそうだよと。
しかし、スタッフが言うにはこっちのカニ炒めのほうがお勧めだと言ってきた。
メニューに値段は書いて無く・・・時価のようだ。会計がちょっと・・・怖い。現金足りるかな・・・。クレジットカード使えるかな??
メニューの写真には2匹のカニが皿に乗っている写真だったが、どうやらグラムで値段が決まるようで、何匹でもいいみたい。
ここはスタッフからお勧めされたカニの炒め物にすることにした。
店員さんが、生きてるカニを生け簀から2~3匹持ってきてくれて、どれにする?と。
こっちのは大きいからXXXXドン、こっちは少し小さいからXXXXドンと説明してくれて、小さいほうにした。
カニを待っている間にビールもお代わり。
遂にカニ登場!


f:id:kaga_sun:20230905210137j:image

f:id:kaga_sun:20230905210200j:image

なかなかでかいよ。でも、食べ方に迷っていたら、スタッフがカニを割ってくれた。親切なスタッフさん。
美味しかったなー。食べ終わって、お会計をしようとレシートを見たら料理以外の金額が書かれている。

カニと春巻きと缶ビール3本で2500円ぐらいでした。
何だろう?まさかテーブルチャージ?それとも・・・カニを割ってくれた手間賃?
スタッフに、「この金額は何?」と聞いたら、お手拭き代だと言われた。お手拭きはよくコンビニとかでもらえるような、ウェットティッシュ的なもの。
カニ料理持ってきてくれた時に、沢山お手拭き持ってきてくれたあれの値段か・・・。
まー、手が汚れて大量に使ったけど、お手拭きの個数ではなく、使ったってことだけで数量に関係なく金額請求されるようだ。
良心的と言えば良心的だけど。この後、別のお店でも・・・変な料金を請求されることに・・・。
クレジットカードも使えたので、クレジットカード払いにした。
しかし、クレジットカードを直ぐに読み込めないようで、2、3回機械に通されて・・・ちょっと不安。
レシートを確認したけどちゃんと二重請求はされてなかった。笑
食べ終わり、すっかり暗くなった道をほろ酔いで歩きながら宿に帰る。
宿に帰ったら、女将と複数の人たちが、宿前の道にテーブルと椅子を出して、宴会始めてた。
そしたら、女将が、「あなたも一緒に参加しなさい!」って言われて、半ば強引に参加させられる。
ベッドで休みたかったのに・・・。
集まっていた人達は女将の兄弟とか親戚らしい。どうやら、今日は女将の誕生日で、それを祝うために集まったようだ。
食べ物も、飲み物も食べろ食べろ、飲め飲めと勧められるが、飯食ってきたばかりで無理だよーと伝え、ビールをちびちび頂くことに。
英語を話せる人が1人居て、その人を通訳代わりにしてコミュニケーションを取る。
しかし、その英語を話せる人も酔っぱらってきて、通訳してくれなくなった。
ここで、ちょっとベトナムの習慣?に気づく。
何かと、乾杯する。誰かが、何かを話たらカンパーイ!他の人が何か話をしたらまたカンパーイ
それと、乾杯したら必ず、一口飲むみたいだ。これは・・・やられるな・・・。かなり酔ってきた。苦笑
郷に入っては郷に従えだ。
おばちゃんとかはお構いなしに、ベトナム語で話しかけてくる。
そんな時、私はいつもその言葉を繰り返して話すことにしている。
どの国でも繰り返して話すと、結構笑ってくれるんだよね。これは私の経験則。
案の定、繰り返して話をすると、今度は「発音が違うよ!こうだよ!」と何度も言わされ、現地語講座になる。笑
Google翻訳も使いつつ、私は独身だから、だれか女の子を紹介してよと言ってみたら、女将を指差し、ここに居るじゃないと。
おー、女将は独身かよ。年齢聞いたら私と同い年だった。笑
申訳ないけど・・・。あと10年前だったら女将と結婚していたよと冗談でかわした。
この娘かわいいでしょう?と1人のおばちゃんがスマホで写真を見せてくれた。
おー、かわいいね。この娘と結婚するよ!と言ったら、「この娘は私の娘よ。それにもう結婚しているわ」だって。残念。
そうこうしていたら、どっかのお兄さんがスクーターに大きなスピーカーを積んできた。
皆さんが狂喜乱舞する。笑
えっ?何するの?と、観察していたらレンタルのカラオケらしい。
それが届くとみんな大喜び。リモコンや歌詞カードみたいのは無いけど、どうやらスマホで操作するようで、スマホから選曲してスマホの画面を見て歌ってた。
爆音だ・・・。ご近所迷惑じゃないか?でも、近所から苦情は来ないみたい。これがベトナムの普通の日常なのか?
宴もたけなわだったが、もう満腹すぎるのと、シャワー浴びたかったので退散することに。
女将にホットシャワー使っていいって言ったよね?使わせてとお願いする。
快くOkとのことで、2階の部屋に行ってみる。鍵は開けっ放しでロックされてない。
しかし、真っ暗で電気のスイッチをパチっとやっても電気点かない・・・。
もう一度、1階まで降りて、女将に電気点かないけど、どうしたら言い?と聞いて見たら、先ほど通訳してくれていた男性が俺が見に行ってやると部屋までついてきてくれた。
で、2階の部屋で電気が点かないことを二人で確認すると、また1階に降りる・・・・。何往復するんだ?
女将とその男性が話をしているが何を言ってるのかは勿論、私にはわからない。
男性が、もう一回上に行くぞと(多分)言って、再度階段を登る。
今度は2階ではなく、自分の部屋に行く。そしてシャワールームに入り、蛇口をひねる。
女将は水シャワーだけと言っていたから・・・いくら待っても温かかくならないぞ?と思って見ていたけど。
しばらくしたら温水が出てきた。結構、温水出てくるまで時間かかったけど・・・。なんだよ温水でるんじゃんか!
男性は、「これでOKだろう?」と言って、また宴に戻っていった。
シャワーを浴びて、さっぱりして就寝。
既に10時は過ぎていたけど、宴は終わらず爆音のカラオケに悩まされながら、知らないうちに寝ていた。