河野大臣が国名の「ヴ」の表記を「ブ」に改めると全員一致で可決されたと報告した。
理由は言いやすくて一般的な表現に統一するらしい。
その改正される国も2国だけで、聞いたことのない国だし…「別にいいんじゃねーの?」
とも思っていたんです。
しかし、冷静に考えたら…
「逆じゃね?」と…。
「ヴ」の発音はもともと日本にはないVの発音だ。
それを、「ブ」にしてしまっては、英語の発音から遠ざかると思っている。
だから、例えばベトナムは本来「ヴェトナム」と表記すべきと思っている。
海外旅行に行くとガイドブックに記載されているカタカナ表記に騙されることも多い。
国際化を目指すアジアの先進国として後退してどうするの?
と言うのが私の考えだ。
河野大臣は「一般的ではない」と言っているようだが、50歳に近い私でも違和感を覚える。
それ以上のジジババは海外になんてそうそう行かないからどうでもいいと思う。
今後の世代を意識してほしい。
くだらなすぎて…こんなことを決議するために税金を使って調査とか報告文書を作っていると思うといらだちしかない。
これから、東京オリンピックだと浮かれているが、街には英語表記が不足しているし…。
そもそも、英語を話せる人が少ない。
それを安いバイト料でボランティアを雇って翻訳者を募っているのも、いかがなものか?
と、疑問しかない。
準備ができないなら東京オリンピックなんてやめればいい。
どれだけの経済効果をねらっているのか…。