俺の窓 (Ore no Mado)

旅行メインで記事書いています。雑記もあるけど…。

'24 5月 旅行記9 ベトナム クイニョン2


朝、ちょっと散歩。

ベトナムはどこの街も道にベトナムの旗と、共産主義の旗が掲げられてる。

こういう風景も好き。

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この街は、交通渋滞も無いし。のんびりしてるなー。

いい街。これで、ビーチも綺麗だったらなー。

近くに市場があったので、そこも覗いてみる。


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そこで、大好きなマンゴスチンを購入。

前の街のニャチャンより安い。

ニャチャンでは80kドン/kgと言われたけど、ここクイニョンでは60kドン/kg。

500gだけ購入で30kドン(約180円)

 

マンゴスチンを冷蔵庫に入れて、もう少し待って居たらやっとオーナーが来た。

オーナーは朝起きてからビーチへ泳ぎに行っていたらしい。

年齢は60歳ぐらいかな?元気だなー。

 

宿でバイクをレンタルして、いざ出発。

今日、行きたい遺跡は3箇所。

一番遠いところから先に行って、少しずつ戻ってくる計画。

 

まずは1箇所目の遺跡(Duong Long Cham Temple)に9:10頃到着。

チャム族が建てた塔。

遺跡には誰もおらず、無料で見学できるかな?

っと思っていたら、どこからともなく料金徴収のおじさんが現れた。

料金は15kドン(約90円)

私が20kドンを出したら、おつりが無いと・・・。

5kドン(約30円)だから、おつりはいいよと言って渡す。


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これは、女性器の象徴ヨニ
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男性器の象徴のリンガはなかったな…。

1箇所目をゆっくり見学したが、その間に誰も来なかった。

外国人は来ないだろうけど、地元民も見なかった。人気はないのかな?

さてと2箇所目の遺跡に行こうとGoogleマップで地図を確認していたら、

数kmほどのところにもう一つ遺跡(Thu Thien towers)を見つけた。

予定はしてなかったけど、近いので見に言ってみる。

しかし、とても小さい。

塔が1つあるだけ。一応、修復中のようで周りに足場が組まれていた。

しかし、作業員らしき人も誰一人いなかった。


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塔の周りは雑草で荒れ放題。

朝飯も食べてないので、3箇所目の遺跡(Binh Lam tower)に行く途中で昼食。

田舎にある、小さな街のレストラン。

豚肉入りのフォーをいただく。勿論、ビールもね。


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合計で55kドン(約330円)。ビールが20kドンだったので、フォーは35kドン(約210円)かな。

さて、やっと3箇所目に到着。

なんと、住宅地の中にポツンと存在する。

しかし、塔の周りには柵があり、中に入れない・・・。


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こういう遺跡って、どこからともなく管理人が現れて鍵開けてくれたりするんだけどなー・・・。

少し、周りをうろうろしていたけど誰も来ない。

しかたないので柵の外から見物して次の遺跡まで出発。

っと思ったら、走り始めてタイヤがよれる。

舗装されていない道だから土や砂にタイヤを取られているのかと思ったけどタイヤを確認したら、後輪がぺちゃんこ。

あちゃー・・・。パンクしてる・・・。

パンクに気付いた道の周りには民家のようなものはなく、畑だけ。

民家のありそうな場所までスピードを落としてだましだまし運転。

やっと、小さなカフェみたいなお店を見つけたので、そこでお店の人に話をしてみる。

お店の人が空気入れて頑張ってくれたけど、ダメ。

完全にチューブに穴が開いてしまっているみたい。

そしたら、お店の人が「ここにバイクを置いて帰れ」って・・・。

勿論、冗談で言ってるんだけど、今の私には冗談に聞こえないよ・・・。

修理屋さんが200mほど先にあるから、そこで直してもらえって。

また、だましだまし運転して、お店を見つけた。

しかし・・・。閉まってる・・・。

呼び鈴を押しても、大声で呼んでみても誰も出てこない。

もしかして・・・。ベトナムの休日だから?

また、そこからだましだまし運転。

そして1kmほど走ったところに修理や発見!

バイクのタイヤとかオイルとかは置いてあるけど、誰も居ない・・。

また、さっきのお店みたいに誰も居ないパターンか?

と不安に思っていたら、家の中からおじさんが出てきた。

やった!人が居た!

で、バイクを指さして直して欲しいってジェスチャーしたら直ぐに察してくれて、修理開始。


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しかし、修理してくれるのはいいが、後で法外な修理代を請求されても困るので、タイヤを外す前に修理代を聞いた。

80kドン(約480円)だって。よかった。

本来、チューブの穴が開いたところにパッチを当てるだけで対応できるんだけど、タイヤからチューブ出したら、

既に、何カ所かパッチした後があって、おじさん曰くチューブごと交換しないとダメだって。

20分ほどで、修理完了。

古いチューブも一応、貰ってシートの下に入れた。

Google翻訳で「領収書もらえませんか?」

と言ったら、手を横に振ってそんなの無いみたいなそぶり。

今度は「タイヤの修理代として○○ドンでしたと紙に書いて欲しい」とまたGoogle翻訳で見せてみると

それならOKと、いらない紙に書いてくれた。

一応、バイク返す時にレンタルやと交渉するネタとして必要かなって思って。

おじさんに、お礼をして最後の遺跡(Banh It Cham Temple (Yang M'Tian))に向かう。

またパンクとかしたら困るので道の端とか、砂塵のところは注意して運転。

最後の遺跡に到着。

ここは入場料を徴収される。

まー、入口も綺麗だし、整備されているようなので仕方ない。

でも、駐車場がガラガラなのに、バイク一台停めるのに駐車料金とられるのが微妙にむかつく。

このぐらい無料にしてくれていいのに・・・。

入場料は15kドン(約90円)バイクの駐車料金は3kドン(約18円)


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屋根の形状が変わってるな。


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あったはずの彫刻は、かなり劣化してる。


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最後の遺跡を堪能して、宿まで戻る。

途中で、コンビニに寄ってビールと水を買うことに。

しかし、冷たいビールは売って無くて常温のビールしか置いてない・・・。

ビールを5本購入して宿へ戻り、冷蔵庫に入れて冷やしておく。

冷たいビールが飲みたいので、外のお店に飲みに行く。

地元のおっさんが飲んでいるお店で、ビールを注文。

しかし、お店が開いたばかりだからか、ぬるい・・・。

「氷ないですか?」って聞いたらあるようなので、氷を入れて飲む。

地元のおっさん2人に絡まれつつ飲む。笑

二杯のんでから一旦、宿に戻る。

そう言えば、街の近くにもう1箇所遺跡があったよな?と思いだして、バイクで夕方の街を走る。

遺跡(Hung Thanh towers)に着いたけど、入場料が20kドン(約120円)だって言われて・・・。

入口から十分遺跡が見られるから、入場はせず入口から遺跡を見るだけにした。


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そこから海岸沿いを走って、バスのオフィスまで行ってみた。

次の街ダナン(Dah Nang)までのチケット情報を得るために。

時間を聞いたら、ナイトバスしか無いって言われた。

うーん、ナイトバスで行くような距離じゃないんだけどな・・・・。

一旦、情報だけ入手してスルー。

そこから、街をバイクで一周。

ビーチにも行ってみたけど、やはり砂浜は綺麗だけど水が汚い・・・。


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夕飯を購入しようとお店も探す。

何故かこの街は麺料理のお店ばかり。

米が食べたいんだよなーってことで色々と探してみる。

いいお店が見つからなかったので、今日もバインミー15kドン(約90円)で我慢する。安いしね。

宿に戻ってバイクを返却。

さっき買ってきたビールを飲む。

レンタルバイクの人が来たので、パンクしたいきさつとかを話て、修理代をどちらが払うか少し揉める。

レンタルバイクの人は、パンクさせたのはそっちの過失だから、こちらは悪くないから貴方が全額払うべき!

と言う。その理由もわかるが、新品のチューブに変えたのは私のお金だし、バイクやは無料で新品チューブを手に入れることになる。

私も「だったら新品のチューブを私が持ち帰って、古いチューブを付けなおすよ?」

って言っても「あなたの言ってることは分からない!」って引かない。

私にも落ち度はあるけど、全額ってのは納得いかないので、

「じゃー、50%ずつにしよう!」と提案。

レンタルバイクやはしぶしぶOKしてくれた。

後から考えると、修理代80kドンの50%って40kドン(約240円)

たった240円の値切りで頑張っていたのか・・・。と少し恥ずかしくなったが、ベトナムでは1食分。

宿のオーナーは最初「君の力になれるように交渉するよ!」と言ってくれていたのに

私とレンタルバイクやとの言い合いは静観していて、何もしてくれなかった・・・。笑

その後、宿のオーナーと色々とお話した。

もし、北のハノイと南のホーチミンのどちらかに住むとしたらどっちがいい?

と聞いたら、ホーチミンだって。理由は北は中国と同じだから嫌いだって。

なんで中国嫌いなの?と聞いたら「共産主義だから嫌いだ」と言ったけど、

私が「ベトナム共産主義でしょ?何が違うの?」とまた聞いてみたら

オーナーは「共産主義でも質が違う」って言ってた。

確かに、ベトナムはかなり自由がある共産主義だもんなー。

ベトナム戦争の時に日本も参戦していたから、ごめんなさいって誤ったら、「日本軍は数か月しか参戦していないからなんとも思っていない」とか。

オーナーは60歳ぐらいだったので、ベトナム戦争を経験している年齢だったので

「この辺も戦争で大変だった?」と聞いたら、「この辺は大丈夫だったよ。ひどいのはもう少し北のほう」

だそうだ。

ベトナム戦争終戦したのは1975年だから、私は当時5歳。つい最近まで戦争していたんだものなーっと思った。

そろそろ、寝るかなとベッドに向かう。

昨日までは満杯だったベッドには今日は誰もいなくて・・・・。

私の独り占め。

ゆっくり寝ます。お休み。

明日は、のんびりクイニョンを散策。